接し方について

悩む人

横断歩道を渡るとき、青が点滅したら赤にそろそろ変わる合図ということは誰でもわかるサインです。鬱の症状でもこういったサインは多々あります。もし大切な方が助けを求めているのに、それに気づかないなんてことも少なくありません。食欲が急に無くなった、いつもより元気もないしやる気も感じられない。いつもネガティブ発言しかしないとなると、鬱病の症状の可能性があります。そういったサインを見逃さなければ、早期発見で軽い症状で済むかもしれません。ですが、サインに気付いても、周りの対応次第では悪化するおそれがあるのが鬱病です。接し方一つで相手の症状に影響を与えてしまうとなると、対応に関して気をつけなければなりません。
ではどういった接し方をした方が良いのか説明していきましょう。
鬱病を発症した方に言ってはいけない言葉や行動をしなければ、悪化することを抑えることができます。まず言葉についてです。「怠けている」「気の持ちよう」といった相手を否定する言葉は絶対避けて下さい。心の病気なので、怠けてもいませんし、気持ちでどうにかするものでもありません。そういった言葉はまるで、電源の切れた携帯電話に対して「電話が掛けれないのはおかしい」と言っていることと同じです。本人が一番つらいのに他人に更に心無い言葉を言われたら、余計に悪化します。
それに行動にも要注意です。良かれと思って、気晴らしに旅行や買い物に行こうと誘うのはNGです。何故なら対人関係が最もストレスを溜める原因になります。「誘いを断ったら周りに迷惑をかけてしまう、もう誰にも心配掛けたくない」とプレッシャーが心にかかり、ますます悪化する恐れがあるのです。
接し方の基本行動は「そっと見守る」ことです。相手のことを思って無理やり誘わない、仕事を強要しない、相手を否定せず会話をすることが大事です。心の病気は一人で完治することは不可能といってもおかしくありません。周りの方の協力なしでは回復出来ないでしょう。なので、しっかりと相手のことを思った接し方を心がけてください。